社会と双極性障害
私が社会(一般社会?)を考える時に、出てくるイメージは
1990年頃流行った「リゲイン」のCMです(古くてスイマセン…)、
https://www.youtube.com/watch?v=746v_877dzI&feature=youtu.be
♪ 24時間戦えますか? と歌うそのCMは、
社会が私達に『元気さ』を強要してくるようなイメージを私にいだかせます。
「元気で」「はつらつとしていて」「楽しそうな」躁状態を賛美しているかのようです、
双極性障害の方にとっては躁の時にはいいかもしれませんが、
うつや混合状態の時には、この社会からの無言のプレッシャーに悩まされてしまいます。
なぜ元気になれないんだろうか、なぜ楽しくないんだろうか、と
本当にリゲインを飲んでがんばったりしたことはありませんか?
しかし、双極性障害の方にとって、気分の波は必ずやってくるものです。
うつの時は元気でなくても良いのです、混合状態の時も焦る必要はないのです。
この波を乗りこなしてゆくには、コツが必要です。
そして、このコツは人それぞれに違います、
あなたの気分の波を乗りこなしてゆく方法を一緒に考えてゆく、
そのようなことをカウンセリングで話し合ってゆく、みつけてゆく、
そんなお手伝いをしたいと思っています。